Our Approach

動きの中で完成する造形

Form shaped through movement
存在感は、つくるものではなく、
人と人のあいだに生まれるもの。
美しいものは、すでに世界に溢れています。
完成された形。整えられた構造。
指先ひとつで、あらゆる洗練に触れられる時代。
それでもなお、私たちはどこかで違和感を覚えます。
何かが足りないのではなく、
何かが“行き過ぎている”という感覚。
KoH Tは、そのわずかな違和感から始まりました。
私たちは、服を「形」としてだけで設計していません。
人と人のあいだに生まれる“空気”を設計しています。
距離。沈黙。視線。
ほんのわずかな緊張と、その解け方。
服は、そのすべてに影響を与えます。
例えば、同じ言葉でも、
纏うものが違えば、伝わり方は変わる。
同じ沈黙でも、
空気の温度はまったく異なるものになる。
私たちが目指すのは、主張するだけの服ではありません。
静かに、自分と向き合うことで
確かに印象を残す存在です。
それは装飾だけではなく、関係の中で立ち上がるもの。
着る人自身が、その余白を完成させることで、
初めて意味を持ちます。
この服は、まだ完成していません。
誰と過ごすか。
どんな時間を重ねるか。
そのすべてによって、はじめて完成します。
服は、強く語る必要がないと考えています。
それでも、人はなぜか惹かれてしまう。
その理由の多くは、言葉にならない部分にあります。
KoH Tは、その曖昧さを削ぎ落とすのではなく、
あえて残すという選択をしています。
素材、色、かたち。
選択肢を増やすのではなく、
必要なものだけを静かに残していく。
その繰り返しの中で、
自然と輪郭が立ち上がってきます。
つくる側の意図が多すぎると、
着る人の余白は失われてしまう。
だから私たちは、
感じてもらうことを大切にしています。
完成された美ではなく、
関係の中で変化し続ける存在としての服。
それは、とても不確かで、
同時に、とても豊かなものだと思います。
誰にでも必要なものではありません。
けれど、もし心のどこかで引っかかるなら、
それはすでに、関係が始まっているのかもしれません。
私たちは、その続きをつくることはしません。
ただ、着る人の個性を後押しするだけです。
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Presence is not created.
It emerges between people.

Something shifts.
And remains.
Beauty is everywhere.
Everything is already perfected.
Every line resolved.
Every surface controlled.
Nothing is left uncertain.
Nothing is left open.
Something disappears.
It does not remain in memory.
It does not stay in the body.
It vanishes quietly.
Clothing is not an object.
It is not a product.
It exists between people.
Before language.
Before intention.
Distance.
Silence.
Tension.
Distance is already designed.
What matters is not visible.
It cannot be explained.
Weight.
Air.
Movement.
Someone hesitates.
Someone notices.
That is where presence appears.
This garment is not complete.
It becomes something through you.

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KoH T
その時間に、どんな空気を纏いますか。
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KoH Tの思想と、美しさの考え方
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Our Approach

動きの中で完成する造形

Form shaped through movement

Message

身に纏ったときの心地よさと美しさの感覚を大切にしています。

糸から布、そして服へ。
その過程の中で、何を残すべきかを問い続けながら、生地産地や工場と協働し、製作を行っています。

デザイン、色、シルエット、ディテール。
試行錯誤を重ねながら、一点一点丁寧に仕立てています。

それぞれの感性で着崩され、日常の中で自然に馴染んでいくこと。

身体に、そして精神に馴染む服ほど、美しいものはないと考えています。
なりたい像は、やがて本来の自分へと重なっていく。
洋服には、そのような力があると信じています。

Background

KoH Tは、素材開発から衣服の完成に至るまでの過程を重視し、国内外の産地や工場と連携しながらコレクションを展開しています。

2020年、米沢産地とのコラボレーションコレクションを発表。
同年、Rakuten Fashion Week TOKYOにてFALL/WINTERコレクションを発表。

以降、Helsinki Fashion WeekやNew York Fashion Week(Men's Day)など、国内外でコレクションを発表。

また、素材メーカー「SPINNOVA」との協業や、FASHION FOR GOOD(アムステルダム)での展示など、サステナブルな取り組みにも参加。

WGSN「Future Designers」選出、UNICORN FASHION AWARDグランプリ受賞などを経て、

2024年 東京都「FASHION DESIGNERS ACCELERATOR TOKYO」選出。
2025年 経済産業省 グローバルファッションIP創出プログラム選出。

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