KoH Tをはじめたきっかけ
世の中にはたくさんの洋服がお店やECサイトに溢れています。
ですがその中でも長く大事にされる洋服はごくわずか。
長いサイクルで使われない理由としては、安かろう悪かろうものが市場に溢れてしまっているからということが一つ挙げられます。
愛着が湧かない、すぐにデザインに飽きてしまう、安いからすぐに壊れてしまった、など色々な理由で新しいものが買われることで、需要を満たす以上の量が世の中に供給されています。
「直すことで価値が上がる」という文化がヨーロッパのヴィンテージには存在しますが、実は日本にも江戸時代からその考えが存在していました。
身につけるものはあつらえて、直して、最後には雑巾にして、灰になりそれを回収する業者までいたほど物を大事にしてきました。そうやって全てのものが回って、回り続けているということが当たり前だったし、江戸時代の日本ほど今で言うサスティナブルという言葉はなくても、体現している国は他にないと言う人もいるくらいでした。
KoH Tは「本当に価値のあるものは、人の手が加わり、過程も完成品も美しく、時を経ても廃れずに受け継がれ繰り返す度に価値を増していく」という考えのもと、ものづくりをしています。
そこには、ときめくスタイルでありながら不変的な廃れないデザインでもあり、直せる素材、作りが不可欠です。
私たちは、一度着ると手放せなくなる
時間が経つほど愛着が湧く
そんな洋服を作り続けていきます。
どうぞよろしくお願い致します。